高野山

 朝は6時半起床。土曜日だけど、8時50分にチュンタ家ご一行様となんばで待ち合わせなのだー!高野山は寒いよってママに散々言われてて、でも一応法事だしな〜と黒ワンピの上からポンチョを羽織って、カーディガンをチュンタかばんに入れてもらって出発〜
 なんとか5分前に到着したけど、チュンタくん以上に時間に神経質なお父さんは、みんなを連れて早く着きすぎて喫茶店でお茶して、さらにお父さんはもう南海電車のほうへ行ってしまってた・・・いったい何時に来てはったんだろうね〜とチュンタは笑ってました。お父さんお母さん、お姉さん2人、いとこのお姉さん2人とわたしたちの総勢8人で「特急こうや」に。指定券を配られて、なんだかちょっと遠足っぽい♪途中からどんどん山に登っていって、紅葉しかけた山並みは美し〜☆電車を降りてさらにケーブルカーで山の上へ・・・標高800Mってことは、六甲山くらいだな〜
 山頂の駅からはタクシーで、高室院ていうお寺へ。通されたお座敷「光の間」は、いい具合に年季の入った金箔の襖&壁のお部屋で、ずいぶん立派なお寺だなぁとキョロキョロしてしまいました>_< 本堂に移ってお経をあげてもらったけど、装飾品のすごさにまたびっくり!!密教真言宗)ってやっぱりちょっとキリスト教カトリックぽいな〜調度品とかにすごくこだわってて、美術の擁護者でもあったんじゃないかなぁと推測(まだ読んでる本が途中でよくわかってないんだけど、あくまで推測)。お座敷に戻ったら12時前で、おいしそうな精進料理のお膳が準備されてる〜♪♪♪栗の天ぷらなどなどめずらしいものもあったけど、胡麻豆腐がおいしかった!
 ごはん後はタクシーでお墓まで移動。2基あったけど、かなり古くて立派。昔お商売してたときの屋号も入ってて、とっても羽振りがよかったんだろうな〜無事おばあ様のお骨を納めていただけました。お墓の周りは、見たことないような立派な杉の木がそびえてて(樹齢300〜800年らしい!)すごく厳かな雰囲気。でも法事なので興奮気味な観光気分はなんとか抑えて・・・
 帰りのケーブルカーの時間までまだ3時間くらいあるし、観光許可がでました♪お父さんは腰の調子が悪いみたいで、お坊様と一緒にタクシーでお寺へ帰って待ってらっしゃるって。お母さん、お姉さんたち、いとこの方たちは高野山見学するのに、チュンタは「ゆっくり歩いていくから先に行って」と別行動に・・・全然一緒に歩けるのにー!ずっと一緒だと疲れるだろうからって気を使ってくれたみたいだけど、お母さんたちにしたら久々に会えたかわいいチュンタくんと一緒にいたいだろうなと、すごく申し訳ないよ〜(T_T) 「大丈夫だよ」って言ってみたけど、結局別々になっちゃった>_<
 有名な大名のお墓(織田信長明智光秀がすぐ近くだったり、なかなか面白いニャ)を見学しながら、空海がいるという奥の院まで行ってお参り。そこからタクシーで総本山の金剛峰寺を見学。狩野派の画家の襖絵がたくさんあったけど、雪舟の襖絵を見れたのが一番嬉しかった!紅葉もきれい〜♪
 ケーブルと特急電車でなんばへ帰ってきて、そこからタクシーでわたしの予約しておいた割烹『宗田』さんへ。一番のお気に入りのお店なんだけど、お父さんもお母さんもかなり美食家なので、お口に合うかがちょっと心配・・・宗田さんはわたしのおなかがおっきくなってるからビックリして「ご結婚されたんですかー???!」って。そりゃあ驚くよね(^_^;) 宗田さんはやっぱり美味しかった!お父さんお母さんも、お姉さんたちも「おいしい!」って言って下さって♪酒豪のお母さんは、日本酒が入るとときどき駄洒落を飛ばし始めて・・・ちゅんたくんが酔っ払ったときのオヤジギャグはここから来てるのね、と笑ってしまいました>_< わたしのお腹がキュルル〜って鳴ったりすると、チュンタくんは「今どんちゃん泣いた?!」って大真面目に聞くんですよって話をしたり、終始なごやか。お姉さんに「おうちではどんなかんじ?」って聞かれて「優しいですよ!」って話したら、「実家ではお殿様みたいなのに、わからないものね〜」って。お姉さんは来年夏にご結婚なんだけど、おばさん根性いっぱいのわたしは根掘り葉掘り彼のお話を聞いてしまった☆^_^☆ ノロケ話を聞けてかなり満足でした♪
 10時過ぎに帰宅。お掃除の仕上げは明日にして寝てしまいました・・・